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嫌な人の正体は、過去の抑圧された感情だった

  • 執筆者の写真: latentswitch
    latentswitch
  • 5月11日
  • 読了時間: 4分

更新日:5月12日

窓の外を見つめる少女|インナーチャイルドと孤独感のイメージ

※この記事は「インナーチャイルドとアダルトチルドレン」の3部シリーズ第2話です。




私の母は、ネグレクトをするような親ではなかった。

外から見れば、ごく普通の家庭だったと思う。

実際、母なりに私のことを考えていたのだと思う。

大人になった今なら、それもわかる。


でも、

「大人が理解できること」と、

「子供が処理できること」は違う。


例えば、大人なら普通にできる電車移動も、

保育園児にとっては、不安だらけだ。

どこで降りるのか。

間違えたらどうしよう。

怖い。


大人には些細なことでも、

子供には処理しきれないことがある。


だから、外から見れば普通の家庭でも、

子供の心には、強く残ってしまうことがある。

私の母は、かなり過干渉だった。


子供の頃やりたいことは、却下された。

スイミングに行きたい。

そろばんをやってみたい。

そう伝えても、認めてもらえない。

逆に、やりたくもないピアノには通わされた。

そこに、私の意思はなかった。

母の望むこと以外、選択肢がなかった。


高校生くらいになると、違和感を持ち始めた。

だから私は、母に近づかないようになった。

本能的に、

「これ以上近づくと危険」

と感じていたのだと思う。


その後、メンタルブロックを外していく中で、

一時は母との関係が、少し良くなった時期もあった。

以前のような強い拒絶感も薄れ、

「もう乗り越えたのかもしれない」

そう思っていた。


でも——

なぜか母を見ると、許せなくなっていた。

その時、私は思った。

「ああ、また奥の感情が出てきたんだ」

と。


メンタルブロックは、

自分のステージが変わることで、

それまで見えていなかった、

さらに奥の感情が浮かび上がってくることがある


だから、

  • もう解決したはずなのに

  • また同じ問題が出てきた

そう感じる時は、悪化したわけではなく、

あなた自身のステージが変わったサインなのかもしれない。


そして、その時に浮かび上がってきたのが、

高校生の頃の、初めてできた彼の記憶だった。

帰りが遅いことに腹を立てた母が、彼に電話をした。

「家の子と付き合わないでください」

結果、私は振られた。

自分の恋を壊されたと感じた。


自分の大切なものを、握りつぶされた様だった。

だから私は、許したように見えて

心の奥底では憎しみを通り越して恨んでいた。


でも、

憎しみを抱え続けても、現実は変わらない。

むしろ、

憎しみを感じる現実を、繰り返し引き寄せていた。


だから必要だったのは、

無理に母を許すことではなかった。

本当に必要だったのは、

あの時、傷ついたままの

置き去りになっていた自分の感情に気づき、

自分自身を救ってあげることだった。


インナーチャイルドは

頭で許そうと思っても、癒えるものではない。


ずっと苦しかったこと、悲しかったこと、

どれほど傷ついていたことを、

まず、自分自身が認めてあげる。

そして、本当はどうして欲しかったのか、

そこに触れることで傷が癒されて、

少しずつ変わっていくもの。


もし今、

「なぜか同じような人間関係を繰り返してしまう」

そんな苦しさを感じているなら、

それは単なる偶然ではないのかもしれません。

子供の頃に抑え込んできた感情は、

大人になってからの人間関係に、

想像以上の影響を与えていることがあります。


LATENT SWITCHの体験セッションでは、

潜在意識の視点から、

繰り返される人間関係や生きづらさの原因を整理しながら、

「なぜ同じ現実が起きるのか」

を一緒に見ていきます。


▶︎体験セッションはこちら



感情を抑えることが当たり前になると、

大人になってからも、

無意識に相手を優先する役割を続けてしまうことがあります。

次の記事では、

「助ける側」になってしまう心理について書いています。


▶︎第3話はこちら

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