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人前に出るのも嫌だった私が、あり得ない選択をした日

  • 執筆者の写真: latentswitch
    latentswitch
  • 3月13日
  • 読了時間: 4分

更新日:6月20日

人前で話すことに挑戦する女性のスピーチ風景


この記事は、セラピストになる前にメンタルブロックと向き合っていた頃の私自身の体験談です。当時の気持ちを振り返りながら書いています。

この記事は「内側が変わると現実が変わり始めた」第3話です。


◆後から知った1分間スピーチ


修了式の2日前。

1分間スピーチがあると連絡が来た。


一瞬、

「嫌だな」

と思った。


以前の私なら絶対にやらなかったと思う。

理由をつけて断っていたはず。


メンタルブロックを外す前は、

面識のない人と会話するのでさえ抵抗があった。

そんな私が、みんなの前でスピーチするなんて

とんでもない事だ。

どうせ無理どころか、まず選択肢にないから選ばない。


でも今回は

会場参加をもう申し込んでいた。

「ここまで来たんだからやってみよう」

そう思った。


◆震えながら話した1分間


本番のスピーチは

はっきり言って全然うまくできなかった。

声は震えるし、涙も出てきた。

途中で言葉にも詰まった。

上手なスピーチとはほど遠かった。



ただそのとき、上手く出来たかどうかより

「挑戦している自分」

が誇らしかった。


半年の間に、周りから

「変わったね」

と、言われることはあった。

でもその時は、

どこか他人事のように感じてた。


このスピーチをしたとき、

はじめて自分でも

「私、変わったんだな」

と実感した。


◆急に変わったわけじゃない。


ある日、突然に変わったわけではない。

ただ、自分の内側と向き合って

長い間、少しづつ蓄積した自分を縛っている

未消化の感情のメンタルブロックを少しずつ外してきただけ。


過去の小さな失敗や、否定されたと感じた経験。

そんな出来事が少しずつ積み重なり、

挑戦しようと思わなくなり

行動範囲や選択肢が狭くなってしまう。


例えば、

子どもの頃に

「それはダメ」

「やめておきなさい」

「失敗するからやめなさい」

そんな言葉をかけられた経験。


もちろん、親は悪気があって言っていたわけではない。

子どものことを思って心配してくれていたのかもしれない。


でも、子どもの心はとても素直だから

「やりたいことを否定された」

「私はダメなんだ」

そんなふうに受け取ってしまうこともある。


そうして

失敗するのが怖い人に、どう思われるかが怖い

そんな感覚が少しずつ積み重なって挑戦する前から

あきらめ癖ができてしまうこともある。

特別な家庭やいわゆる「毒親」だけの話ではない。

どこにでもある普通の家庭でも子どもにとっては心の奥に残る。



私もそうだった。

失敗するのが怖くて

挑戦する前から選択肢を外し自分で自分の可能性を狭めていた。

私自身も後になって、「隠れアダルトチルドレンだったんだ」と気づいた。

性格でも、能力の問題でもなく

ただ、心の奥に残っていた未消化の感情が

作っていたメンタルブロックだった。

その感情に気づき、ひとつずつ丁寧に扱っていくことで

少しずつ自分を縛っていたものを解放していった。



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