嫉妬をやめたい|自分責めが生むメンタルブロック

「嫉妬したくない」
そう思っているのに、どうしても気になってしまう。
パートナーが異性と連絡を取っていると不安になったり、
友達の幸せそうな話を聞いてモヤモヤしたり。
仕事では、自分がやりたかったことを別の人が任されて、
「どうしてあの人なの?」と悔しくなったり。
そして、そんな自分に対して、
「こんなことを思う私は性格が悪い」
と、自己嫌悪してしまうこともあるかもしれません。
なぜ、嫉妬した自分をそこまで責めてしまうのでしょうか。
「嫉妬は良くないもの」という思い込みがあるからです。
その思い込みがあるからこそ、嫉妬している自分に気づいた瞬間、苦しくなってしまうのです。
嫉妬は、できれば持ちたくない感情だと思われがちです。
でも、本当に嫉妬は「なくさなければいけない感情」なのでしょうか。
◆その嫉妬、何を教えてくれている?
嫉妬したとき、私たちはつい、
「嫉妬しないようにしよう」
「気にしないようにしよう」
と考えます。
でも、その前に少しだけ立ち止まってみてください。
あなたは、何に嫉妬しているのでしょうか?
嫉妬の対象をよく見ていくと、
その奥には、自分でも気づいていなかった気持ちが隠れていることがあります。
①パートナーが異性と連絡を取るのが気になる
パートナーが異性と連絡を取っている。
仲の良い異性がいる。
そんなことが気になって仕方がない。
「私だけを見てほしい」
「誰かに取られたくない」
そんな気持ちになることもあるでしょう。
では、少し考えてみてください。
あなたが本当に怖いのは、パートナーが誰かと仲良くすることですか?
それとも、
自分が選ばれなくなることですか?
もし後者なら、その嫉妬の奥には、
「見捨てられたくない」
「自分だけを見てほしい」
という、安心できない気持ちが隠れているのかもしれません。
相手を独占したいから嫉妬している。
そう思っていたけれど、実は「安心したい」という気持ちが強かった。
そんなこともあります。
その不安を、独占という形ではなく、「本当は不安なんだ」と素直にパートナーへ伝えられたら――関係は少し違って見えてくるかもしれません。
②友達の旦那さんや彼と比べてしまう
「○○ちゃんの旦那さんは優しくていいな」
「○○ちゃんの彼は、あんなことをしてくれるんだ」
そんな話を聞くと、
「それに比べて私のところは……」
と思ってしまう。
まさに「他人の芝生は青い」という状態です。
でも、ここでも少し考えてみてください。
あなたが羨ましいのは、その人のパートナーでしょうか?
それとも、
「私も大切にされたい」
「私も愛されていると感じたい」
という気持ちではないでしょうか。
人と比べることで、
「私はそれに引き換え……」
と、自分の価値まで低く感じてしまうことがあります。
嫉妬しているように見えて、実はその奥にあるのは、自分自身への低い評価かもしれません。
③自分がやりたかった仕事を、誰かが任された
自分がやりたかった仕事を、別の人が任された。
「あの人が妬ましい」
「なんで私じゃないの?」
「私だって頑張ってきたのに」
そんな気持ちが出てくることもあります。
でも、それは単純に「くやしい」だけでしょうか。
本当は、自分も認めてもらいたかったのではないでしょうか?
頑張ってきたことを見てほしかった。
努力を評価してほしかった。
「あなたに任せたい」と言ってほしかった。
そう考えると、嫉妬の下には「悔しい」という気持ちだけではなく、「認めてほしかった」という悲しさが隠れていることもあります。
④人の幸せを素直に喜べない
友達が結婚した。
同僚が昇進した。
誰かが自分の欲しかったものを手に入れた。
「よかったね」
と言いながら、心の中では、
「失敗すればいいのに」
「壊れてしまえ」
と思ってしまう。
そして、
「人の幸せを喜べないなんて、私は嫌な人間だ」
「こんなダークな部分があるなんていけない」
と、自分を責めてしまう。
でも、ここでも問いかけてみてください。
あなたが嫌っているのは、嫉妬そのものですか?
それとも、
嫉妬してしまう自分自身ですか?
人を羨ましいと思うことと、その人に不幸になってほしいと思うことは、同じではありません。
「私もあんなふうになりたい」
と思う気持ちが、嫉妬という形で出ていることだってあります。
◆嫉妬は、必ずしも悪いものではない
嫉妬というと、どうしても悪いイメージがあります。
でも、嫉妬したからこそ、
「私は本当はこれが欲しかったんだ」
「私も認められたかったんだ」
「私も大切にされたかったんだ」
と、自分の本当の気持ちに気づけることがあります。
そう考えると、嫉妬は自分の成長を教えてくれるサインになることもあります。
「あの人が羨ましい」
で終わらせるのではなく、
「私は、あの人の何が羨ましいんだろう?」
と見てみる。
そこに、これから自分が望んでいるものが隠れているかもしれません。
だから、嫉妬したこと自体を責めなくてもいいのです。
嫉妬そのものが悪いわけではありません。
悪いのは、嫉妬をこじらせた結果、
相手にきつく当たって嫌われてしまったり、
「こんな醜い心を持つ自分はダメだ」
と自己嫌悪に沈んでしまうこと。
嫉妬という感情と、その感情にどう反応するかは、別の話なのです。
◆ただ、嫉妬をそのままにしていると……
一方で、嫉妬した気持ちを見ないまま、
「こんなことを思っちゃダメ」
「嫉妬する自分は最低だ」
と抑え込んでしまうと、気持ちが別の形になっていくことがあります。
最初は、
「羨ましい」
だったものが、
「なんであの人ばかり」
になり、
「私はこんなに頑張っているのに」
になり、
いつの間にか、
「あの人が嫌い」
「いなくなればいいのに」
という憎しみに変わってしまうこともあります。
そして、相手を憎んでいるつもりでも、
その感情を抱え続けて苦しくなるのは、自分自身です。
特にパートナーへの嫉妬をそのままにしていると、その積み重ねが関係の不和を招き、気づけば同じような恋愛を繰り返してしまうこともあります。
だからこそ、嫉妬したときに大切なのは、すぐに消そうとすることではありません。
「私は何に反応しているんだろう?」
と、自分の内側を見てみることです。
嫉妬したという事実そのものは、成長のきっかけにも、苦しみの入り口にもなります。
分かれ道になるのは、その後どうするか。
見ないふりをして放置すれば、いつか憎しみに変わっていく。
逆に、向き合って
「これは何を教えてくれているんだろう」
と見てみれば、そこから本当に自分が求めているものに気づき、変わっていくきっかけになります。
◆何度も同じ嫉妬を繰り返しているなら
誰でも、一度くらい嫉妬することはあります。
でも、
いつもパートナーのことで不安になる。
人と比べるたびに落ち込む。
自分が評価されないと、強い悔しさや怒りが出てくる。
人の幸せを見るたびに、自分を責めてしまう。
もし、こうしたことを何度も繰り返しているのなら。
それは、単なる性格の問題ではないかもしれません。
頭では、
「気にしなくていい」
「人と比べなくていい」
「相手を信じよう」
と思っている。
それなのに、同じ場面になるとまた強く反応してしまう。
そんなときには、あなたの中にあるメンタルブロックが関係している可能性があります。
だからこそ、何度も同じことで苦しくなっているのなら、
「どうして私は、こんなに反応するんだろう?」
というところから、自分の内側を見ていくことが大切です。
◆嫉妬を手放せたら、あなたは何を手に入れたいですか?
嫉妬を感じなくなった自分を、想像してみてください。
パートナーが誰と連絡を取っていても、不安にならず信頼していられる
友達の旦那さんや彼氏の話を聞いても、自分と比べて落ち込むことがない
誰かに任された仕事を見ても、悔しさより「私は私のペースで」と思える
友達の幸せな話を聞いても、素直に「良かったね」と思える
嫉妬のなくなったどんな未来を、あなたは手にしたいですか?
ただ、ここまで4つの嫉妬パターンを見てきて、
正直「私の場合はどれだろう?」とまだはっきりしないかもしれません。
それも当然です。
同じ「嫉妬」でも、
その奥にあるものは育ってきた環境や経験によって一人ひとり違うから。
だからこそ、この記事だけで「私の嫉妬はこれだ」と決めつけなくても大丈夫です。
同じ「嫉妬」という感情でも、その奥にあるものは、育ってきた環境や経験によって一人ひとり違います。
◆LATENT SWITCHの体験セッションでは
メンタルブロックは、
頭で「こう考えればいい」と理解するだけでは、なかなか変わらないことがあります。
LATENT SWITCHでは、今のあなたが一番気になっている悩みを一つ教えていただき、
そこから一緒に見ていきます。
自分では気づけなかったメンタルブロックをセラピストと一緒に見つけ、その場で解除していきます。
メンタルブロックを解除していくと、
「どうしてあの人ばかり」
「あの人に負けたくない」
「私も認められたい」
「誰かに取られたくない」
と、相手や周りに向いていた意識が、少しずつ変わっていきます。
嫉妬することに使っていたエネルギーを、もう相手のために使わなくていい。
人と比べることに使っていたエネルギーを、自分のために使える。
「私はどうしたいんだろう?」
「本当は何が欲しいんだろう?」
そんなふうに、自分自身に意識を向けられるようになっていきます。
嫉妬をなくすことがゴールなのではありません。
嫉妬に振り回されることなく、自分の人生にエネルギーを使えるようになること。
それが、嫉妬を手放した先にある変化の一つです。
「なぜ私は、こんなに嫉妬してしまうんだろう?」
その理由が分からないまま自分を責め続けるのではなく、その奥にあるものを一緒に見つけていきます。
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