本音に触れない限り現実は動かない
- latentswitch
- 2月24日
- 読了時間: 2分

3章の最後で、私ははじめて怒りに触れた。
▶︎【第3章3話】はこちら
あのとき、確かに怒りは込み上げてきた。
でも——それで終わりではなかった。
◆吐き出したはずなのに、苦しさが消えなかった
やっと本音を出せた。
……つもりだった。
でも、全然おさまらない。
むしろ、苦しさは増していった。
早くこの状態から抜け出したくて、
私は何度もメンタルブロックを外した。
こんなにセッションを受けているのだから、
きっと良くなるはず。
そう思っていた。
なのに、現実も気持ちも変わらない。
◆本質に触れた衝撃
なんで?
そう思っていたとき、言われた。
「怒りの感情、出し切ってないよね。」
その瞬間、ハッとした。
私は怒っているつもりだった。
でも本当は——
ドス黒く渦巻く、ドロドロしたタールのような感情。
まとわりついたら簡単には取れない、
醜くて、重たい感情。
それが、確かにあった。
気づいていたのに。
見て見ぬふりをして、奥の奥に封印していた。
◆本当の怒りは、見せられないものだった
人には言えなかった。
こんなことを思っているなんて
知られたら引かれるんじゃないか。
頭がおかしい人だと思われるんじゃないか。
拒絶されるのが、怖かった。
だから私は、
理解されやすい怒りだけを出していた。
常識の範囲内の怒りだけを見せていた。
評価されない範囲で。
嫌われない範囲で。
自分の内側にある決して触れさせなかった正体は、
隠したまま。
うわべだけの怒りを。
◆なぜ現実が変わらなかったのか
傷に、一度も触れていなかったから。
それでは、何度セッションを受けても何も変わらない。
拒絶を恐れて、自分で自分を止めていた。
本当に抱えてきた感情に触れたとき、
はじめて現実は動き出す。
表面だけの怒りでは、何も変わらない。
◆覚悟は、特別なことじゃない
覚悟というと、
大きな決断のように聞こえるかもしれない。
でも本当は、
ジュースにするか、
コーヒーにするか。
それを選ぶのと同じ。
私はもう、負の連鎖から降りると決めた。
ただ、それだけだった。
ただ「続けない」と選ぶだけ。
その小さな選択の先に、
現実は静かに動き始めます。
誰にも見せれなかった感情を、
安心安全な場所で扱ってみませんか?





