怒りが教えてくれた本音【愛と憎しみが同時に存在する】
- latentswitch
- 2月25日
- 読了時間: 3分

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第4章1話|怒りは悪じゃなかった
関係が近ければ近いほど、苦しかった。
数年前、弟を急に亡くした。
昨日までいた人が、突然いなくなる。
その現実を前にして、私は思った。
もう、家族を失いたくない。
母まで失うかもしれない。
——そう思ったとき、私は実家に戻った。
愛情に気づいたから。
大切にしたいと思ったから。
でも——
◆親を許せない私は未熟なのか
一緒に暮らすと、過去の傷が疼く。
言葉の端々に、態度の小さな棘に、昔の記憶がよみがえる。
優しくしたいのに怒りが湧く。
守りたいのに憎しみが出てくる。
母への愛情と、怒りが
同時に存在していた。
許したい。
本当は仲良くなりたい。
でも、許せない。
そして私は、「許せない自分」を責め続けた。
どうして私はこんなに冷たいんだろう。
どうして優しくなれないんだろう。
そこへ降ってくる正論。
「許しなさい」
「そんなに辛いなら出ればいい」
「距離を取ればいいだけ」
確かに、そうなのかもしれない。
でも——
◆怒りが消えない本当の理由
私が本当に怖かったのは、
このドス黒い感情を出してもいい場所があるのか、
ということだった。
こんなことを思っている私は理解されるのか。
引かれないのか。
拒絶されないのか。
私はずっと、感情そのものより
「どう見られるか」を気にしていた。
だから出せなかった。
正論を言われるたびに、
やっぱり私は間違っているんだと思った。
許せない私は未熟なんだ、と。
◆必要だったのは「許すこと」ではなかった
怒りが強いのは、それだけ傷が深いから。
黒い感情があるのは、それだけ我慢してきたから。
必要だったのは、
許すことじゃなかった。
ただ、
安全に出せる場所。
受け止められる経験。
「それだけ傷ついてたんだね」
とフラットに見てもらえる時間。
やっと本質に踏み込んでくれる人に出会ったとき、
私は初めて思えた。
ああ、出してもいいんだ。
◆怒りの感情は、悪じゃない
怒りは「本当はこうしてほしかった」
という心の奥の声。
でもそれは、安全な場所でしか出てこない。
もし今、
家族への怒りを抱えている
許せない自分を責めている
正論に傷ついてきた
そんな状態なら、
あなたが未熟なのではなく、
ただ吐き出す場所がなかっただけかもしれません。
体験セッションでは、
まずは安全に、あなたの本音を出すところから始めます。
親を許せない怒りを抱えているなら
まずは安全に出す場所を持つことから始めませんか。





